英ポンドの特徴
かつての欧州の雄。高い政策金利とダイナミックな値動きで投資対象としての人気は高い
英ポンドの特徴
- 政策金利が比較的高い水準にある
- 北海油田を有する石油産出国
- 豊富な統計資料
リスク
- 将来EURへ参加する場合、景気悪化の恐れがある。
- 住宅価格が下落すると利上げの可能性がでてくる。
2005年7月あた英首都ロンドン同時多発テロのように、欧州経済の中心地としてテロの標的となりやすいので地政学リスクは免れない。欧州金融市場における中心としての役割を果たして来た英国だが、その魅力をユーロ圏に譲るようであれば下落要因となり得る。また、イギリスでは住宅の販売状況によって、政策金利の動向が左右されやすいので住宅価格が下落するような場面が出てくると通貨価値も減少する恐れが出てくる。
英国基礎データ
人口 | 5,980万人 |
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政策金利 | 5.25% |
GDP | 2兆2,278億9719万ドル |
GDP成長率 | 1.90% |
1人当たりGDP | 3万7,023ドル |
外貨準備高 | 384億8,070万ドル |
貿易収支 | ▲1,250億6,045万ドル |
経営収支 | ▲536億6,565万ドル |