ニュージーランドドルの特徴
投資資金が集中しすぎ国内経済へ影響。貿易赤字、経営赤字が拡大中。
ニュージーランドドルの特徴
- 安定的かつ理想的な経済成長
- 世界中各国の経済事情の影響が比較的少ない
- 欧米のような地政学的リスクが小さい
- ニュージーランド債が最高格付けである
リスク
- 流通量が比較的少ないため、機関投資家の動向に左右されやすい
- 情報量が比較的少ないので状態が把握しにくい
ニュージーランド経済は外貨により資本収入を支える必要性があり、投資資金が国外へ引き上げるような状態が続くと下落を招く恐れがある。また、国家としても400万人ほ程度(日本は1億2000万人規模)の経済規模であるため、流動性が非常に小さく、資本の撤退は通貨価値に大きく影響する。近年、貿易赤字及び経常赤字も拡大しており、今後赤字が拡大するようであれば注意が必要だ。
ニュージーランド基礎データ
人口 | 410万人 |
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政策金利 | 7.50% |
GDP | 996億1,658万ドル |
GDP成長率 | 2.20% |
1人当たりGDP | 2万6,464ドル |
外貨準備高 | 82億2,447万ドル |
貿易収支 | 28億8,818万ドル |
経営収支 | ▲74億3,600万ドル |