カナダドルの特徴
石油埋蔵量では世界第2位。米国との関係が親密な資源保有先進国
カナダドルの特徴
- 発行国債において最高格付けを得ている
- 政治的にも安定している
- 資源国通貨としては、AUDやNZDより流通量や情報が多い
- 原油高による投資を行う際に、先進国の中では最適
リスク
- 米国との関連が強いため、米国経済に左右されやすい
- 原油価格の下落
地政学的リスクとしてケベック州の独立問題が挙げられるが、現政権はケベック州に自治権の拡大を一部容認する政策を行い、支持を得ているしかし、独立への機運が無くなったわけではなく、再燃するようなことがあると下落する恐れがある。また、米国を中心に資本流出が続いているため、今後流出が拡大するようであれば下落の要因となる。
カナダ基礎データ
人口 | 3,260万人 |
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政策金利 | 4.25% |
GDP | 1兆1,317億6,289万ドル |
GDP成長率 | 2.90% |
1人当たりGDP | 3万5,133ドル |
外貨準備高 | 329億6,210万ドル |
貿易収支 | 535億1,720万ドル |
経営収支 | 262億4,447ドル |